毛玉に負けないニット

ニット

秋冬のファッションの厄介者。それは毛玉です。大切に着ていたつもりでも気づいたらできてしまっています。毛玉だらけのニットは安っぽく見えてしまいがちです。おしゃれなデザインでも、すてきな形のニットでも毛玉一個で魅力が下がってしまいます。着ている自分でさえ、愛着が薄れていくのではないでしょうか。ここでは、毛玉ができる原因と対処法をご紹介します。

■毛玉ができる原因とは

歩いたり、カバンを持ったりするとニットに摩擦が起こります。摩擦が生じると繊維から柔らかく、細い糸(毛羽)が出てきます。擦れが続くと毛羽同士が絡み合い、最終的に毛玉となって現れます。糸を数本、グリグリねじると束になりますよね。そのよう考えるとイメージしやすいかと思います。
では、毛玉をできないようにするにはどうしたら良いのでしょうか。
このメカニズムから考えると「こすれないようにする」が一番の方法ですが、実際そうするのはなかなか難しいです。

■できてしまった毛玉の対処法

①スポンジ
台所スポンジの硬い面で一定方向に優しく撫でると毛玉が取れます。円を描いたり、往復しないようにしましょう。

②カミソリ
ニットを平らな状態にしてカミソリを当てます。力を入れ過ぎないように軽く滑らせてください。

③毛玉取り機
コードを繋ぐタイプと電池を入れて使うタイプの2つがあります。髭剃りシェーバーのような構造になっており、穴の中に入ってくる毛玉をカットします。

<注意点>
何回も毛玉の処理をすると、ニットの風合いが損なったり生地が薄くなります。これは毛玉以外の繊維も切ってしまっているためです。何回も処理したり、スポンジ、カミソリ等を使う際は力を入れ過ぎないようにしましょう。一番いけないのは、毛玉を指でひっぱることです。生地から繊維が出てしまい、ひっぱった箇所が薄くなります。気になっても、必ずスポンジ、カミソリ、毛玉取り機等で丁寧に取り除きましょう。

■毛玉を防ぐ方法

①ブラッシング
ニットを着用した後に洋服ブラシをかけることをオススメします。髪をブラッシングするのと同じで、絡まった繊維をほぐし、さらに毛並を揃える効果があります。優しく撫でるように行います。ジグザグしたり往復したりせず、一定方向にブラッシングします。

②1日は必ず置いておく
着用後のニットは湿気が含まれているので、ニットを脱いだ後はハンガーにかけて一晩置きます。すぐに収納しないようにしましょう。ハンガーにかけたままだと伸びや型崩れの原因になるので畳んでおきます。

③洗う時はおしゃれ着洗剤を使う
商品によりますが、おしゃれ着洗剤には毛玉の発生を防ぐ効果もあります。洗濯する際はニットを裏返し、ニットよりも一回り小さいネットに入れて洗濯します。こうすることで、洗濯時によるこすれを少なくすることができます。必ず回転の弱いドライコースで洗いましょう。

■まとめ

できてしまった毛玉は取り除くしかないですが、予防することも可能です。日頃のお手入れができているかどうかで、ニットをどれだけ長く、きれいに着られるかが決まります。今年の秋冬はきちんとケアしてニットを楽しみましょう。

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